掲示板の過去の書きこみ(5)

まだ読めるのもありますけれども・・・・。

 

初めまして
こと(553) 投稿日 : 2002年12月16日<月>20時30分/東京都/女性/20代後半
 
初めて書き込みさせて頂きました、ことと申します。こんな掲示板があるなんて感激です。
私は庄野さんの作品を読み始めてまだ日が浅いのですが、
子どもの頃から大好きだった「星の牧場」が庄野さんのお兄様の英二さんの作品
だったことを知り、なんだか運命的なものを感じました(大げさですが・・・)。
庄野さんの作品を読んでいると、
むかし祖父母に可愛がってもらったことなどを思い出します。家族が健康で幸せに暮らせる
幸せを改めて感じました。本当に出会えて良かったです。
ところで、どくたーTさんは「くろがね」に行かれたとのことですが、
それほど大きなお店ではないですよね。
行くなら予約をした方がいいのでしょうか?

どくたーT(554) 題名:くろがねについて 投稿日 : 2002年12月17日<火>12時17分
 
いらっしゃいませ。管理人です。
さて「くろがね」ですが、大久保駅の南口から小滝橋通りに向かって歩いて、通りに出る直前にあります。駅から徒歩3分ぐらいだと思います。そんな大きなお店ではなく、座敷にテーブルが4つぐらいとカウンターに椅子が7,8あるお店です。
もちろん予約も可能ですが、ふらっと行っても入れます。お値段は大衆居酒屋よりは高いかもしれませんが、リーズナブルです。そんなに敷居の高い店ではないと思います。


有り難うございました。
ジーナ・谷(551) 投稿日 : 2002年12月12日<木>22時00分
 
リンクの件快諾頂きましてありがとうございました。
早速書き込んできました。

ドクターTさんは井伏氏のポスターをじかにご覧になったのですよね。
どんな感じなのですか?
顔のアップ?


どくたーT@管理人(552) 題名:展覧会のポスター 投稿日 : 2002年12月14日<土>01時58分/東京都/男性/おじさん
 
「くろがね」に貼ってあったのは、井伏鱒二の展覧会のポスターでした。広島の博物館で行われたものではなかったかしら。うろ覚えです。そのポスターをしげしげと眺めていないので、ポスターの構図をよく覚えて入ないのですが、井伏さんの顔写真は入っていたように思います。
http://bunshun.topica.ne.jp/rinzou/shouzou/shouzou.htm

 

御無沙汰です
ジーナ・谷(549) 投稿日 : 2002年12月12日<木>00時20分

先日本屋さんで庄野さんの『孫の結婚式』を見つけてこちらのことを思い出しました。
本当に御無沙汰しています。
孫の結婚、、、お孫さんの中のだれなのですか?まだ読んでいないのでわからないのですが、あ、やっぱり聞かないほうがいいかな。楽しみにとっておきます。

さて、ところで。
私はあいかわらずヤフーの掲示板を管理しているのですが、御近所に井伏鱒二トピがあるのです。
ドクターTさんが”くろがね”について書かれていることを、そちらに紹介したいな、と思っているのですが、ヤフー内にリンクを張ってもよろしいですか?


どくたーT@管理人(550) 題名:ジーナ様、本当にお久しぶりです。 投稿日 : 2002年12月12日<木>00時43分/東京都/男性/おじさん
 
「孫の結婚式」、ごゆっくりお楽しみください。
「くろがね」は、私もそう何度も行ったことがあるわけではないのですが、良い御店です。店の中に井伏鱒二さんの展覧会のポスターが貼ってあります。庄野さんも時々通われているようです。
リンクの件、どうぞ御自由に。宜しく御願いいたします。
http://bunshun.topica.ne.jp/rinzou/shouzou/shouzou.htm


新連載
ふかお(546) 投稿日 : 2002年12月5日<木>11時13分/京都府/男性/おじさん
 
庄野さんの新連載は、「文学界」1月号から、「メジロの来る庭」というタイトルで始まります。

どくたーT@管理人(548) 題名:どうぞ御遠慮なさらずに 投稿日 : 2002年12月6日<金>00時47分/東京都/男性/おじさん
 
何人が書きこんでもいいではありませんか。
たくさんの人に興味を持って欲しいです。
ふかお様、ありがとうございます。
http://bunshun.topica.ne.jp/rinzou/shouzou/shouzou.htm

ふかお(547) 題名:すみません 投稿日 : 2002年12月5日<木>11時23分/京都府/男性/おじさん
 
下の方を見たら、既にどくたーTさんが発表されていました。
連載が終了するのでは、と心配していただけにとても嬉しいです。


彩雲(542) 投稿日 : 2002年12月4日<水>00時55分/宮城県/女性/40代前半
 
(失礼しました)間違えて途中で終わってしまいました。何しろ初心者なものでごめんなさい。
実家にあったのは岩波の「明夫と良二」だったので、庄野文学に初めて触れたのは多分その頃だと思います。
母娘で大好きな庄野先生の文章---
十年前に父が亡くなった時、墓地を探したのですが、何となく馴染み深く感じられる
生田の春秋苑の片隅に小さな墓を建てました。生田駅前から高砂タクシーでお墓参りに
行きます。
母がそこに行くとき、小田急線の中で偶然にも庄野先生ご夫妻と乗り合わせたそうで、
思わず母は奥様に声をおかけし、とても気さくにお話ししてくださったと大感激していた
事がありました。父がチャンスを作ってくれたのかも知れませんね。

どくたーT@管理人(545) 題名:書きこみありがとうございます。 投稿日 : 2002年12月5日<木>00時32分/東京都/男性/おじさん
 
彩雲様、書きこみありがとうございます。
実は私も、庄野さんの本を妻の母と二人で読んでおります。妻は、あまり興味がないみたい。妻の母は私の家からさほど遠くないところに住んでおりますので、両家で本が行ったり来たりしています。
庄野さんの奥様と夏子さんとの間では宅急便が多く行きかい、その中に、本が入っていることも多いようですから、庄野さんも1冊の本が行き来することに目くじらを立てることはないと思います。
さて、私も「明夫と良二」をほぼリアルタイムで読んでおりますので、彩雲様と同年代かも知れません。お母様が電車の中で庄野御夫妻に会われた話、素敵ですね。本当にお父様の比お引き合わせでしょう。
また、気が向いたら、何か書きこんでください。
http://bunshun.topica.ne.jp/rinzou/shouzou/shouzou.htm


「庭の小さなばら」連載完結
どくたーT@管理人(508) 投稿日 : 2002年11月7日<木>23時47分/東京都/男性/おじさん
 
本日発売の「群像」十二月号にて、目出度くも「庭の小さなばら」が完結いたしました。最後は、春夫くんが、庄野さん一族と一緒に行った宝塚観劇の礼状でした。「胸にグサッときました」という表現に、おじいちゃんは喜んでいました。

さて、いつもの順番から行くと、来年は「文学界」での連載です。でも、文学界には次号予告が載っていないのですね。一度文芸春秋社に尋ねてみようかしらん。

どくたーT@管理人(544) 題名:もう一つついでに 投稿日 : 2002年12月5日<木>00時24分/東京都/男性/おじさん
 
文芸春秋臨時増刊号(11月28日発売)「日本人の肖像ーこの清々しい生き方」の「わが人生の師」に、庄野さんの「井伏さんのこと」が載っております。お読みください。
http://bunshun.topica.ne.jp/rinzou/shouzou/shouzou.htm

どくたーT@管理人(543) 題名:メジロの来る庭 投稿日 : 2002年12月5日<木>00時18分/東京都/男性/おじさん

12月7日発売になる「文学界」(文芸春秋社)に「メジロの来る庭」の新連載が開始されます。文春のサイトに公開してありました。
http://bunshun.topica.ne.jp/bungaku/bungaku.htm


彩雲(541) 投稿日 : 2002年12月4日<水>00時41分/宮城県/女性/40代前半
 
初めまして。パソコン初心者で、こういう所に参加したことも無いのですが、
大好きな庄野潤三さんのことを皆さんが語り合っているのを読ませていただいて
いるうちに、私も仲間に入れていただきたくなりました。
私の実家では母と私と妹が庄野先生のファンで、1冊の本を三人で回し読み
していました。実家は東京の鷺宮です。結婚して東北に住んで10年になりますが
今も1冊の本が東京と宮城を行ったり来たりしています(何冊も買わないでごめんなさい)。
初めて庄野文学に出会ったのはいつの頃かはっきりはしませんが、教科書で「ピアノの上」
を読んだ記憶があります。また実家には岩波の


ローソン
どくたーT@管理人(540) 投稿日 : 2002年12月3日<火>23時50分/東京都/男性/おじさん
 
庄野先生は甘いものがお好きで、甘いものを切らすと、奥さんが近くのローソンに買物に出かけるという話を随筆に書いていらっしゃいます。随筆の感じだと、先生の御宅から、ローソンまであまり遠くないようですが、先日、ローソンのサイトを眺めていると、先生の奥さんが買物にいかれるローソンは、どうも無くなったようです。
その後は多分、普段の買物で甘いものを買ってくるのだろうと思いますが、一寸した時に行き付けだったコンビニが無くなるのは不便だろうな、と思います。どうなさっているのかしら。


読み返してみると
しも(536) 投稿日 : 2002年12月1日<日>20時35分/大阪府/男性/おにいさん
 
今週、所用があり実家へ帰ったのですが、以前書き込みした「道」が使われていた
教科書を見つけたので持って帰りました。
今回数年ぶりに読み返したのですが、「生と死」を連想したので驚きました。
当時は身近な日常を描いた素朴なお話だとしか感じなかったように思います。
子供は歯医者へ、お父さんは外科へ(私はなぜか郵便局だと勘違いしてました)。
向かう途中にさまざまな生き物の死骸を見つけたり、子供が電車にはねられないか
心配したり。でも最後は子供の指をかむトカゲに生きている事の美しさを見る。
たぶん読んだ年齢の違いや、今「貝がらと海の音」を読んでる事も関係してると思います。
何年かして読み返した時に、また違った楽しみ方ができる。
ささいな事かも知れませんが僕の中の確かな喜びなのかなって思いました。

どくたーT@管理人(539) 題名:読み返してみると 投稿日 : 2002年12月2日<月>00時17分/東京都/男性/おじさん
 
しも様
「道」、見つかって良かったですね。
私もこのホームページを立ち上げてから、昔読んだ庄野作品の再読を進めているのですが、最初に読んだ当時とは全く違った感想になることがよくあります。若い時に見えていなくて、年をとって分ることって沢山あるのですね。
私の現在の年齢は、庄野さんが「夕べの雲」を執筆された時の年齢をようやく越えたところです。私の精神的年齢は、当時の庄野さんのそれよりも、ずっと幼いような気もしますが、ようやく、実感としての庄野さんの当時の心境が分る年になってきたのかなあ、という気がしています。


皆さんはじめましてこんにちは
(533) 投稿日 : 2002年11月30日<土>11時44分/愛知県/女性/10代前半
 
 掲示板に書き込みするのがはじめてで緊張している雪と申します。かなり前に国語のテストで庄野潤三先生の『黒い牧師』という作品が出題されていました。面白かったのでどうしても続きを読んでみたいのですが、図書館で調べてもみつかりませんでしたし、先生に聞いても聞いた事がないと言われました。どなたかご存知の方いらっしゃいませんでしょうか。

どくたーT@管理人(538) 題名:ふかお様いつもありがとうございます 投稿日 : 2002年12月2日<月>00時08分/東京都/男性/おじさん
 
ふかお様、いつもお答えありがとうございます。
雪様、書きこみありがとうございます。
中学生の方が(そうですよね)庄野文学に興味を持っていただけることに嬉しく思います。
あなたのお父さんと同年代(多分)の管理人が、庄野文学に興味を持ったのが中学生の時でした。「黒い牧師」に興味が持てたら、他の作品も読んでみていただければ嬉しいです。

(535) 題名:ふかおさんへ 投稿日 : 2002年12月1日<日>12時44分/愛知県/女性/10代前半
 
教えていただきどうもありがとうございます。
先生も読みたいと言っていたので今度教えてあげようと思っています。
私は、国語のテストや教科書に載っていた作品で気に入ったものを探して読むのが好きなのでこの作品も読みたかったのですが、探してもわかりませんでしたが、みつかって嬉しいです。
早速、大きい図書館へ借りに行きます。それではさようなら。

ふかお(534) 題名:黒い牧師 投稿日 : 2002年11月30日<土>17時34分/京都府/男性/おじさん
 
雪さん、はじめまして。

「黒い牧師」は、昭和29年に「新潮」6月号に発表された短編で、昭和29年度の芥川賞の候補になり、第二創作集「プールサイド小景」に収められました。
母と姉妹の家庭に入り込む牧師(妻子はいるが単身赴任)の話が、妹娘の視点から語られるのですが、母とこの牧師の関係が暗示的に描かれ、それに対する娘の感情も淡く描かれて、
不思議な味わいがあります。
この黒い服を着た牧師は、私の目から見ると「胡散臭いやつ」としか思えませんが、庄野さんは否定的には描いていませんね。
新潮文庫の「プールサイド小景・静物」には収められていませんので、全集第1巻を図書館で読まれるのが最も手っ取り早いと思います。
それにしても、庄野さんのこのような地味な初期作品が、最近の国語の問題に取り上げられるというのは、嬉しいことです。


相互リンクのお願い
双葉ハウス(531) 投稿日 : 2002年11月28日<木>16時29分
 
三田の「双葉ハウス」と申します
当社は三田地域に活かされ生きながら22年になりました
知人より聞き、拝見させて頂きました
当方と相互リンクして頂けないでしょうか?

本来ならメールにてお願いするのが筋ですが
メールアドレスがみあたらないため
この掲示板に書き込み致しました

ご検討の程、よろしくお願いします


http://www.futaba-house.com

どくたーT@管理人(537) 題名:リンクの手続き終了 投稿日 : 2002年12月2日<月>00時00分/東京都/男性/おじさん
 
双葉ハウスさんのページを見てみると、三田地区の地図が載っていて、その地図をクリックすると写真が貼ってある、ということで、庄野さんの散歩コースの雰囲気が味わえます。
そんな訳で、リンクいたしました。
庄野リンクのページの下の方にあります。

どくたーT@管理人(532) 題名:ありがとうございます。 投稿日 : 2002年11月28日<木>23時11分/東京都/男性/おじさん
 
相互リンクは原則として受ける方針ですので、ありがたく受けさせて戴きます。
ただ、一寸リンクの置き方を考えますので、週末までお待ち頂ければと思います。
なお、私へのメールは、「どくたーT@管理人」という名前をクリックすると送れます。
また、本当のTOPページには、管理人行きのメールアドレスを公開しております。
ちなみに私のサイトの名称は「庄野潤三の部屋」ではなく、「どくたーTの音文協奏曲」といいます。


庄野英二さんのこと
美鳥(528) 投稿日 : 2002年11月26日<火>14時41分/島根県/女性/考えたくない
 
TVでみのもんたの「おもいっきりTV」を観ていたら、「今日は何の日」のコーナーは庄野英二さんでした。今日が亡くなられた日でした。生い立ち、作品紹介、映画化された「星の牧場」のシーンなどなどわずかな時間でしたが食い入るように観てしまいました。ご友人の阪田寛夫も英二さんについて語っていらっしゃいました。お元気だった頃の英二さんも登場されましたが、頭の形、お顔が潤三先生にそっくりで、驚きました。潤三先生はこの放送をご覧になったでしょうか。観られたらきっとお喜びになったと思います。寺尾聡主演の「星の牧場」、観たくなりました。

どくたーT@管理人(530) 題名:知りませんでした 投稿日 : 2002年11月28日<木>00時35分/東京都/男性/おじさん
 
私はテレビをほとんど見ないので、この番組も見ておりません。いつやっている番組かも知らない。
でも、普通の主婦向け番組で、庄野英二さんを取り上げるというのは、なんとなく思いがけない気がします。こういう話を聴くと、日本の放送局も未だ捨てたものじゃ無いな、という気がいたします。
なお、放送局は、庄野英二さんの家族の方に、こういう放送があるということはお伝えになっていると思います。そこから、潤三先生のところに情報が届いている可能性は十分にあります。そうであるならば、英二氏と深い信頼関係で結ばれていた潤三先生は必ず見ているのではないかと思います。


初孫
モニカ(527) 投稿日 : 2002年11月26日<火>00時29分/神奈川県/女性
 
庄野さん愛用の日本酒「初孫」。
その初孫を扱った小料理屋・・・というか、居酒屋って感じかな?
小さなお店が町田にあるんです。
ドクターTさんは町田分かりますか?
生田より少し先です(新宿を背中にして)。
その呑み屋さん、店の名前も「初孫」っていうんですよ!
私は昔、10年くらいまでに1度行ったっきりなんですが
先日通りかかったらまだありました!
また行ってみようかな、初孫を飲みに。
http://monica.banbi.net/

どくたーT@管理人(529) 題名:明日は町田に出かけます 投稿日 : 2002年11月28日<木>00時28分/東京都/男性/おじさん
 
庄野さん愛飲のお酒「初孫」は山形の地酒で、私も昔はよく飲んでいました。最近は飲んでいないので、どんな味だかよく覚えていないのが口惜しいのですが、さほど珍しいお酒ではない様です。
庄野さんは大阪出身で、向こうには灘・伏見という日本を代表するお酒の産地があるのに、彼が山形のお酒を好むのは、何となく面白い気がいたします。

町田は、私の生活圏ではないのですが、何度も行ったことがあります。明日も、町田市にある大学に出掛けて行く予定です。町田駅は、横浜線と小田急との乗換駅ですので、たまに利用するのですが、町田の町中を歩いたことはないですね。「初孫」という飲み屋さんがあることは知りませんでした。
私は、「初孫」を探して行くのはむつかしそうですので、久しぶりに「初孫」を買って晩酌しましょう。


ありがとうございます
モニカ(520) 投稿日 : 2002年11月24日<日>04時23分/神奈川県/女性
 
こんばんは、どくたーTさん。
お忙しいのにバナーを貼り替えて下さってありがとうございます。
ですが・・・あの・・・申し上げにくいのですけど
バナーから肝心のリンクがされてないようですので
お暇なときで結構ですから繋いでいただけますでしょうか?
本当にお時間のあるときで結構ですので。
すみません!!!!
http://monica.banbi.net/

モニカ(526) 題名:お手数おかけしました。 投稿日 : 2002年11月26日<火>00時24分/神奈川県/女性
 
こちらこそ、すみませんでした。
確認しました。
ありがとうございます。
http://monica.banbi.net/

どくたーT@管理人(523) 題名:申しわけありません。 投稿日 : 2002年11月25日<月>00時29分/東京都/男性/おじさん
 
バナーを変えてもリンクは生きているような気がして、再度貼るのを忘れておりました。
ようやく先ほど貼りましたので、お許し下さい。
『孫の結婚式』読了!
隼人(522) 投稿日 : 2002年11月24日<日>19時25分/青森県/男性/50代後半

皆さん今晩は!『孫の結婚式』を買い求めてから、毎夜一編か二編ずつ読み進めて、
昨夜ようやく読み終えました。最後の対談は、雑誌で読んだときと違う味わいがあって、魅了されました。もう少し時間をおいてから今度は一気に読んでみたいと思って
います。

どくたーT@管理人(525) 題名:味わいながら読む 投稿日 : 2002年11月25日<月>00時41分/東京都/男性/おじさん
 
隼人様は本当に味わいながら読まれている様ですね。
私は、さっさと斜め読みしてしまい、その後もう一度全部読み直しました。
「孫の結婚式」には、食べ物の話題が多く出てきて、それがまたみな美味しそうで、くいしんぼの私には毒でした。


聞いてきました
モニカ(521) 投稿日 : 2002年11月24日<日>12時41分/神奈川県/女性
 
今コチラの掲示板のログを読んでいたら
庄野さんの声が聞けることが分かったので
早速、HPに飛んでみました。
http://shinchosha.co.jp/cgi-bin/jisaku.cgi?ISBN=310611-5
何というか、予想通りの声でしたので安心しました。
ネットで注文していた
「インド綿の服」「孫の結婚式」「夕べの雲」が26日に到着します。
すごく楽しみです!!!!
http://monica.banbi.net/

どくたーT@管理人(524) 題名:よかったですね 投稿日 : 2002年11月25日<月>00時36分/東京都/男性/おじさん
 
あの「自作を語る」は、「うさぎのミミリー」が刊行された時、結構評判になりました。最初一週間だけのテレフォンサービスだったので、聴けなかった方も多かったようですが、新潮社のサイトでも聴けることが分り、この掲示板を御覧になっている方の多くの方がきかれたのではないかと思います。
モニカ様も聴くことが出来て良かったですね。
「夕べの雲」、「インド綿の服」どちらも素敵な作品ですが、先に「夕べの雲」を読まれた方が良いと思います。これを読むと、「貝がら」以降の作品の味わいもまたひとしおだと思います。


ありがとうございます
モニカ(520) 投稿日 : 2002年11月24日<日>04時23分/神奈川県/女性
 
こんばんは、どくたーTさん。
お忙しいのにバナーを貼り替えて下さってありがとうございます。
ですが・・・あの・・・申し上げにくいのですけど
バナーから肝心のリンクがされてないようですので
お暇なときで結構ですから繋いでいただけますでしょうか?
本当にお時間のあるときで結構ですので。
すみません!!!!
http://monica.banbi.net/

どくたーT@管理人(523) 題名:申しわけありません。 投稿日 : 2002年11月25日<月>00時29分/東京都/男性/おじさん
 
バナーを変えてもリンクは生きているような気がして、再度貼るのを忘れておりました。
ようやく先ほど貼りましたので、お許し下さい。


リンク終了いたしました。
どくたーT@管理人(515) 投稿日 : 2002年11月20日<水>23時55分/東京都/男性/おじさん
 
モニカ様、早速の御承諾ありがとうございました。只今リンクのページを修正してアップロードしました。説明が不適切かも知れません。間違い等があったならおっしゃって下さい。直ぐになおします。
このページをリンクして頂くのは、もちろん大歓迎です。こういう機会を通じて、庄野文学のファンの輪が広がれば、とても嬉しいです。

どくたーT@管理人(519) 題名:ありがとうございました。 投稿日 : 2002年11月22日<金>00時54分/東京都/男性/おじさん
 
リンク、ありがとうございました。
バナーの件、了解いたしました。ただし週末までお待ち下さい。只今帰ってきたばっかりで、今からやるのはたいへんなものですから。すみません。

モニカ(518) 題名:リンク完了しました 投稿日 : 2002年11月21日<木>03時25分/神奈川県/女性
 
こちらからもリンクさせていただきましたので
ご報告いたします。
コメントなしの、愛想のないリンク集なのですが
(以前はコメントをつけていたのですがやめてしまいました。
紹介文を書くのがものすごく苦手なのです)
よろしくお願いします。
お時間のあるときにでもご確認下さいませ。
http://monica.banbi.net/

モニカ(517) 題名:どうもありがとうございました 投稿日 : 2002年11月21日<木>03時03分/神奈川県/女性
 
どくたーTさん!素早い!
こんなに早くリンクして頂けて感激です。
素敵に紹介していただきましてありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ただ1つ。
リンク用バナーが私のサイト・リンクのページにありますので
そちらに貼り替えていただけますでしょうか?
お手数おかけいたします。申し訳ありません。
http://monica.banbi.net/


はじめまして
モニカ(511) 投稿日 : 2002年11月19日<火>00時26分/神奈川県/女性
 
私はクウネルで庄野潤三さんのことを初めて知ったのですが(ごめんなさい)
お住まいが生田ということで、初め興味を持ったのです。
私も小田急線沿線に住んでおり、それも比較的生田の側なものですから。
そして記事の内容とお写真の雰囲気に
何かものすごい魅力を感じたので
さっそく「貝がらと海の音」を買って読みましたら
もう!もう!すごい面白くて!
それで次は一足飛びに「うさぎのミミリー」を読んでしまったのですが
やはり、間をきちんと読みたいと思いましたので
これから「貝がら・・・」と「うさぎ・・・」の間を埋めるように
順番に読みたいと思っています。
それから「うさぎ・・・」の中で「ザボンの花」のことが出ていたので(息子さんのお手紙)それも読みたいと思っているのですが、かなり初期の作品のようなので入手は困難なのでしょうか?
そして「貝がら・・・」の中に「夕べの雲」が代表作との記述があったので
是非それも読みたいと思っています。
こちらのHPのことはクウネルに書いてあったので
今日初めて遊びに来てみました。
庄野さんファンの先輩たちが大勢いらっしゃって嬉しくなりました。
また寄らせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
http://monica.banbi.net/

モニカ(516) 題名:ありがとうございます 投稿日 : 2002年11月21日<木>02時56分/神奈川県/女性
 
ふかおさん、はじめまして。
ご親切にありがとうございます。
早速図書館に行ってみます!見つかるといいな。
http://monica.banbi.net/

ふかお(514) 題名:ザボンの花 投稿日 : 2002年11月20日<水>13時50分/京都府/男性/おじさん
 
モニカさん、はじめまして。
「ザボンの花」は、全集の第2巻に収められていますので、図書館で見つかると思います。私は、1991年発行の福武文庫の文庫本(解説が阪田寛夫氏)も買ったのですが、福武書店というのは、もう無いのでしたっけ。

モニカ(513) 題名:ありがとうございます 投稿日 : 2002年11月20日<水>01時02分/神奈川県/女性
 
いろいろ教えて下さって、どうもありがとうございます。
すごく参考になります、嬉しいです。
しかも私のサイトもご覧下さったとのことで恐縮です。
全くの個人サイトですのに、ありがとうございます。
そしてリンクの件!感激です。
「貝がら・・」と「うさぎ・・」は今のところ
「最近読んだ本」のカテゴリーに入っていますので
いずれは別の棚に移すと思いますが
もちろん残しておきますし
庄野さんの本をもっとたくさん読んだら
専用の庄野さんの棚を設けようかとも思っています。
私のサイトの方からもリンクさせていただいてよろしいでしょうか?
http://monica.banbi.net/

どくたーT@管理人(512) 題名:モニカ様のサイトもみました。 投稿日 : 2002年11月19日<火>23時16分/東京都/男性/おじさん
 
洒落ているサイトで,デザイン音痴の私にはとても作れないな、と思いました。
ところで、Ku:nelを読んで庄野さんを御知りになられたとのこと、もう歓迎です。「貝がら」と「ミミリー」を御読みになり、とても面白く感じられたというのも、ファンの一人として、嬉しく思います。モニカ様のサイトにも早速この2冊の案内が出ておりましたので,そのまま残るのでしたら,差支えなければ、リンクを貼らせて頂きたいと思います。

「ザボンの花」は一寸入手が難しいかも知れません。私が,庄野作品を最初に読んだのが、あかね書房かどこかから出ていた、子供向きの活字の大きい「ザボンの花」でした。とはいえ、もう30年前の話です。その本も既に絶版ですが、図書館で探せば、置いてあるところがあるかも知れません。
「夕べの雲」は、講談社文芸文庫に入っていますので、入手可能です。このシリーズは置いていない書店も多いですが、注文すれば取り寄せてもらえますよ。
庄野家の変化は,ザボンの花、夕べの雲、絵合せ、明夫と良二、おもちゃ屋、インド綿の服、鉛筆印のトレーナー、さくらんぼジャム、そして「貝がら」と続きます。その間の短編でも「卵」、「小えびの群れ」、「星空と二人の兄弟」などには、その時点の庄野家の様子が描かれています。
ではまたどうぞ。


はじめまして。
もも(509) 投稿日 : 2002年11月11日<月>22時25分/沖縄県/女性/30代前半
 
通っていた高校が生田にあったせいか、庄野さんの文体にはとてもなつかしさを感じている者です。最近の作品も良いですが、夏子さんが主人公的な「インド綿の服」が好きで、神田古本屋街に何度も通ったあげく手に入れたときはとても嬉しかったです。晩年の(とご本人がかいていらしたので)新作群、私は読むたびに元気をもらいます!すいません、庄野さんの掲示板に大喜びしておじゃましてしまいました。

どくたーT@管理人(510) 題名:インド綿の服 投稿日 : 2002年11月12日<火>22時10分/東京都/男性/おじさん
 
もも様、いらっしゃいませ。沖縄県の方は、初めてだと思います。庄野作品に心を寄せる人が日本全国にいらっしゃることに、私はとてもうれしく思います。

「インド綿の服」、とても素敵な作品です。神田の古書店をまわってやっと手に入れたなんて、いいお話ですね。今年の春、講談社の文芸文庫に入ったので、かなり手に入れやすくなりました。
庄野さんは、自分の家族を題材に数多くの作品を発表しているのですが、昭和51年の「鍛冶屋の馬」のあとは、昭和62年の「世をへだてて」までほぼ10年強、自分の家族をテーマにした作品を書いておりません。その間の例外が「インド綿の服」で、1981年からほぼ1年に1回の割合で7年間、南足柄に引越した夏子さん一家を描いた作品を書いたのでした。この7年間の間に、庄野さんの表現が少しずつ変わっているように思います。それがこの作品の味わいだろうと思っております。
気が向いたら、また何か、書きこんでください。


「庭の小さなばら」連載完結
どくたーT@管理人(508) 投稿日 : 2002年11月7日<木>23時47分/東京都/男性/おじさん
 
本日発売の「群像」十二月号にて、目出度くも「庭の小さなばら」が完結いたしました。最後は、春夫くんが、庄野さん一族と一緒に行った宝塚観劇の礼状でした。「胸にグサッときました」という表現に、おじいちゃんは喜んでいました。

さて、いつもの順番から行くと、来年は「文学界」での連載です。でも、文学界には次号予告が載っていないのですね。一度文芸春秋社に尋ねてみようかしらん。


はじめまして
AKIKO(489) 投稿日 : 2002年10月18日<金>20時26分/岩手県/女性/30代前半
 
はじめておじゃまいたします。
何年か前に「夕べの雲」を読んで以来の庄野さんファンです。
「クウネル」、創刊号が大好きで穴があくほど読んでいたんです。そして待望の2号目、大好きな庄野さんのインタビュー!!ホントに、びっくりでした。ゆっくり、丁寧に読みました。キリリとした視線が印象的でした。
記事の中でこちらのサイトを知りました。うれしくなります。昭和47年生まれで(笑)、周りにはなかなか庄野作品の愛読者はいませんので。。。
そして、源氏鶏太さんコーナーもあるなんて!
高校時代、女優の浅野温子さんが「源氏鶏太さんや仁木悦子さんが好き」と言っていた雑誌の記事を目にしてから、たくさんではありませんが、ポツポツと読んでいます。今は古本屋で購入した「青空娘」を読んでいる最中です。
うれしさで、自分のことばかり書いてしまいました。スミマセン。
これからも拝見させていただきます!

http://www.ictnet.ne.jp/~jill/indexhtml

しも(507) 題名:最近の日課 投稿日 : 2002年11月6日<水>01時27分/大阪府/男性/おにいさん
 
みなさん、こんにちは。
ほんと、全国津々浦々に庄野さんのファンありっていう感じですね。
私は大阪在住ですが、生まれは広島なのです。広島にもファンありです。
最近はこちらの書き込みを見るのが日課のようになっております。
さて、こちらに遊びに来るまで数年のブランクがあったのですが、
読書心が沸き起こりまして、持っていなかった文庫を何冊か購入しました。
毎日の通勤中に読みふけっております。
先日、インド綿の服を読了しました。出版直後に読んでいましたので
ひさしぶりの再読でしたが、結構憶えてました。好きな本の一冊です。
また、時間を作って書き込みたいと思います。それではまた。

どくたーT@管理人(506) 題名:私はいい加減なファンです。 投稿日 : 2002年11月4日<月>23時51分/東京都/男性/おじさん
 
隼人様
凄いですね。私は1970年代から庄野作品に親しんでおりますが、ほとんど読まなかった時期もあるし、隼人様のように、文芸誌のコピーを取って読むなどということはしたことがありません。
今月で完結する(だろう)群像の「庭の小さなばら」も、購入せず、専ら立ち読みと図書館利用ですから、、。勿論単行本になれば、買いますよ。
ところで、ここに書きこんで下さる方も、北海道の方も、東北の方も、東京、名古屋、関西、九州と色々な地域の方がいらっしゃいます。その広がりを、東北で生れて育ち、現在東京は多摩川のほとりで暮らしている管理人は、とても嬉しく思っています。

隼人(501) 題名:はじめまして! 投稿日 : 2002年11月3日<日>12時07分/青森県/男性/50代後半
 
AKIKOさんのようなお若い方が庄野さんの愛読者とは、同じ東北人のよしみだけでなくうれしいですね。僕は『愛撫』という超初期の作品以来のファンです。文芸雑誌に
お作品が連載開始になると、必ずコピーして単行本になるまでくりかえし読んでいます。このお部屋を知りましてとても感謝しています。これからもよろしくお願い致します。

どくたーT@管理人(491) 題名:Ku:nelを御覧になって、きていただけるとは!! 投稿日 : 2002年10月19日<土>00時17分/東京都/男性/おじさん
 
AKIKO様
いらしていただき、ありがとうございます。
私も「Ku:nel」を買って読み、自分のサイトが取り上げられているのを知って、一寸驚きました。でも、その雑誌を御覧になっている方が、わざわざこのサイトを探して来て下さったというのが嬉しいです。

私のサイト「どくたーTの音文協奏曲」は、管理人の好きな、クラシック音楽と日本文学のページですが、日本文学の方は、佐々木邦、源氏鶏太、庄野潤三の三者に特化しております。この中で一番反響が多いのが庄野文学。一番反響がないのが源氏鶏太。その一番反響の少なかった源氏鶏太の世界を喜んでくださったのは、AKIKO様が2人目です。「青空娘」は源氏鶏太の代表作とは必ずしも言えない作品で(昭和31年、芸能雑誌「明星」の連載小説でした)すが、のちに水沢アキ主演のテレビドラマ「夏に来た娘」の原作本になっています。

楽しまれればいいなあ、と思います。


FANFAN(495) 投稿日 : 2002年10月24日<木>22時22分/鳥取県/女性/30代後半
 
「クウネル」を読んでこのサイトを知りました。
森の中で仲間にばったり出会えた気分です。

どくたーT@管理人(505) 題名:隼人さま、それは残念です。 投稿日 : 2002年11月4日<月>23時35分/東京都/男性/おじさん
 
私の行き付けの町の本屋、(そこは庄野さんの新刊などは決して置かれない程度の、ごく普通の書店ですが)そこでも、Kunelは平積みにしてありましたので、大抵のところにあると思っていました。反対に、そういう雑誌だからこそ,注文では入手し難いということが、あるのかもしれませんね。

nobu(502) 題名:まあそうがっかりなさらずに 投稿日 : 2002年11月3日<日>20時35分/神奈川県/男性/30代後半
 
先日だいちょんぼをしたnobuです。勲章の件、掲示板で話題になっていましたので気にしていましたが、まあそうがっかりなさらずに。いつも元気をくださる庄野さんには、感謝感謝です。

隼人(500) 題名:おはよう! 投稿日 : 2002年11月3日<日>12時01分/青森県/男性/50代後半
 
初めまして。僕も「クウネル」を書店へ注文しているのですが、まだ入手できません。早く読みたいなあ。『孫の結婚式』を毎日3篇ずつ読んでいます。1フレーズ
を味わいながら楽しんでいます。

どくたーT@管理人(497) 題名:書きこみありがとうございます。 投稿日 : 2002年10月25日<金>00時13分/東京都/男性/おじさん
 
FANFANさま
書きこみ、とても嬉しいです。また気が向いたら、一言追加してくださいまし。


残念!
ふかお(498) 投稿日 : 2002年10月31日<木>06時38分/京都府/男性/おじさん

文化功労者は、河野多恵子さんの方に行ってしまいましたね。
最近の活躍や注目度からすると、ぜったい庄野さんと思っていたのに。
まあ、今後を期待しましょう。

どくたーT@管理人(504) 題名:nobu様のおっしゃる通りです。 投稿日 : 2002年11月4日<月>23時32分/東京都/男性/おじさん
 
そうですね。
庄野さんが勲章を貰おうと、貰うまいと、あの作品の世界がどう変わるわけではありません。自分の楽しみであり、糧でありますから、それだけで十分ですよね。

nobu(503) 題名:まあそうがっかりなさらずに 投稿日 : 2002年11月3日<日>20時39分/神奈川県/男性/30代後半
 
先日だいちょんぼをしたnobuです。勲章の件、掲示板で話題になっていましたので気にしていましたが、まあそうがっかりなさらずに。いつも元気をくださる庄野さんには、感謝感謝です。たとえ勲章がなくても...

どくたーT@管理人(499) 題名:文化勲章は6人 投稿日 : 2002年10月31日<木>23時28分/東京都/男性/おじさん
 
文化勲章は毎年五人に与えられるのが原則ですが、本年は全く無名だった田中耕一さんがノーベル賞を受賞したため、急遽追加されて6人になった様です。かれは、文化功労者も同時受賞でした。
こうなったら、庄野さんにもノーベル賞を受賞していただいて(私はその価値があると思っております)、文化功労者と文化勲章を同時に受賞していただきましょう。

 

感謝の大切さ
nobu(492) 投稿日 : 2002年10月20日<日>20時08分/神奈川県/男性/30代後半
 
講談社学芸文庫「夕べの雲」というタイトルを目にしたときに、何か惹かれるものがあってからのお付き合いです。しばらく読む機会が無かったのですが、開高健さんがエッセイ-の中でしきりに庄野さんを引き合いに出すので、「プールサイド小景・静物」,「貝がらと海の音」を新しくなった新潮文庫で読みました。特に、「貝がらと海の音」は、読み始めてすぐは抵抗感がありましたが、庄野さんの全てに対する感謝の気持ちが、私を包み込んでくださった感じでした。感謝を忘れないこと、そしてその気持ちをしっかり口に出すことを思い出させていただきました。このホームページでその気持ちを再確認させていただきました。
今後ともホームページ楽しみにさせていただきます。

どくたーT@管理人(493) 題名:確かにそうですね。 投稿日 : 2002年10月20日<日>23時50分/東京都/男性/おじさん
 
「貝がらと海の音」に始まる、庄野さんの晩年のシリーズに抵抗感を感じる方はいらして当然だと思います。しかし、そこを乗り越えたところに広がる庄野さんの世界、特に感謝の気持ちの素晴らしさは、Nobu様の仰る通りで、私自身についてもいつも包み込んでくれているようです。

ところで、不勉強で、開高健がエッセイの中でしきりに庄野さんを引き合いに出しているということは知りませんでした。一度是非読んでみたいと思いますので、書名、出版社等を教えていただけると幸甚です。


はじめまして
AKIKO(489) 投稿日 : 2002年10月18日<金>20時26分/岩手県/女性/30代前半
 
はじめておじゃまいたします。
何年か前に「夕べの雲」を読んで以来の庄野さんファンです。
「クウネル」、創刊号が大好きで穴があくほど読んでいたんです。そして待望の2号目、大好きな庄野さんのインタビュー!!ホントに、びっくりでした。ゆっくり、丁寧に読みました。キリリとした視線が印象的でした。
記事の中でこちらのサイトを知りました。うれしくなります。昭和47年生まれで(笑)、周りにはなかなか庄野作品の愛読者はいませんので。。。
そして、源氏鶏太さんコーナーもあるなんて!
高校時代、女優の浅野温子さんが「源氏鶏太さんや仁木悦子さんが好き」と言っていた雑誌の記事を目にしてから、たくさんではありませんが、ポツポツと読んでいます。今は古本屋で購入した「青空娘」を読んでいる最中です。
うれしさで、自分のことばかり書いてしまいました。スミマセン。
これからも拝見させていただきます!

http://www.ictnet.ne.jp/~jill/indexhtml

どくたーT@管理人(491) 題名:Ku:nelを御覧になって、きていただけるとは!! 投稿日 : 2002年10月19日<土>00時17分/東京都/男性/おじさん
 
AKIKO様
いらしていただき、ありがとうございます。
私も「Ku:nel」を買って読み、自分のサイトが取り上げられているのを知って、一寸驚きました。でも、その雑誌を御覧になっている方が、わざわざこのサイトを探して来て下さったというのが嬉しいです。

私のサイト「どくたーTの音文協奏曲」は、管理人の好きな、クラシック音楽と日本文学のページですが、日本文学の方は、佐々木邦、源氏鶏太、庄野潤三の三者に特化しております。この中で一番反響が多いのが庄野文学。一番反響がないのが源氏鶏太。その一番反響の少なかった源氏鶏太の世界を喜んでくださったのは、AKIKO様が2人目です。「青空娘」は源氏鶏太の代表作とは必ずしも言えない作品で(昭和31年、芸能雑誌「明星」の連載小説でした)すが、のちに水沢アキ主演のテレビドラマ「夏に来た娘」の原作本になっています。

楽しまれればいいなあ、と思います。


どうもありがとうございます!
在英(488) 投稿日 : 2002年10月18日<金>00時31分/海外/女性/20代前半

こんばんは。私は韓国で日本語と日本文学を専攻している学生です。最近日本の現代文学作家についての講義が続いていますけど、毎度宿題があります。作家についていろいろ調べるのですけど、それがなかなかうまく行きませんね。今日は第三の新人についていろいろ調べています。庄野潤三さんの作品世界とか年譜を調べたら終わります。韓国のサイトにはあまり資料がなくて日本のサイトに入ってみてこのサイトを見つけました。いろいろ資料がたくさんあってとても助かりました。で、お礼を言わなくちゃと思ってこういうふうに書きます。たまたま入ってみようと思っています。では、改めて。。ありがとうございます!

韓国のソウルから^^

私の日本語はあまり上手ではありません。おかしい部分があるかもしれません。ご理解下さい~

どくたーT@管理人(490) 題名:どういたしまして/そんなことないですよ 投稿日 : 2002年10月18日<金>23時55分/東京都/男性/おじさん
 
在英様
わざわざ韓国からの書きこみ、ほんとうにありがとうございます。残念ながら、私は韓国語が全くできませんので、日本語で書いていただき、感謝いたします。
文章の意味はじゅうぶんわかります。少なくとも、私の英語よりは在英様の日本語の方がよっぽどまともです。

私のサイトが在英様の宿題の役に立ったとしたら、望外の喜びです。もし、在英様が日本の小説を読むのであれば、宿題で調べるだけではなく、庄野潤三の文学世界を楽しんでいただければなあ、と思います。

わざわざの書き込み、本当にありがとうございます。


ひょんな事から・・・
くりくり(484) 投稿日 : 2002年10月15日<火>19時17分/埼玉県/女性/忘れた
 
今から20数年前に読んだ「にぎやかな家」という講談社の文庫を
もう一度読みたくなって探していました。
確か作家は「庄野・・・庄野・・・」
本屋に行ったり、インタ−ネットで調べたりしているうちに、
「庄野」さんという作家が2人いることがわかり、
何気なく「貝がらと波の音」と手にとり、読み始めました。
以来、すっかり庄野潤三さんの作品のとりこになり、
片っ端から読んでいます。
ちなみに、探していた「にぎやかな家」は、
お兄様の庄野英二さんの作品で、講談社の文庫は、もう絶版になっておりました。
「風見鶏」があるご自宅での日常を描いた作品でした。
(庄野潤三さんの作品に通ずるものがあるかもしれませんね)

庄野潤三さんの作品は、入手出来ないものもあって残念ですが、
少しずつでも、探して読んでいこうと思います。

どくたーT@管理人(487) 題名:いらっしゃいまし 投稿日 : 2002年10月17日<木>00時21分/東京都/男性/おじさん
 
くりくり様、はじめまして。管理人です。

「貝がらと海の音」で庄野潤三文学に目覚めたとのこと、結構ですね。この作品は、庄野文学の数多い作品の中でも、傑作だと思っています。
作家生活50年を越えている方なので、絶版になって読めない作品も多いかと思いますが、図書館には結構古い作品でも入っていることがあります。そこを御探しすると、宜しいかと思います。


孫の結婚式
PP(483) 投稿日 : 2002年10月15日<火>02時22分/北海道/女性/考えたくない
 
大変ご無沙汰しておりました。
どくたーT様、皆様お変わりないですか?
こちら北国では、そろそろ暖房を入れてしまう朝夕です。

先日ネット注文していた「孫の結婚式」が届きせっせと読んでおりました。
表題の「孫の結婚式」を読んでいて、何だか切なくなってしまいました。
庄野さんは淡々とあるがままに受け止められているから、このように書かれていらっしゃるのだろうと思いはしても、切なくて・・・。
でも、こんな感傷的に受け止めて貰いたくはない筈と思うんですけどね・・・・.
なんだか、我ながら妙に感傷的になってしまいました、反省。

対談のところがやわらかい雰囲気でよかったです。
今年は新刊を2冊手に入れられて嬉しいです。
色々なところに書かれた文章を集められた本のようですが、
なんていうのかいつもの「山の上シリーズ」とも少し違う雰囲気がまたいいですね。
庄野さんの「平穏な日常」にたいする強い意志の力がすごく現れているような気がする一冊だと、感じました。
読了後に要領よく感想を纏めるには文章力が無さ過ぎる自分が悲しいです。

古本でもいいから、少しずつ揃えていきたいと思っているのですが、
なかなか難しいのでしょうか。
初期の頃の作品は以前図書館で全集を借りて少し読んだだけで、
あまり知らないのでこれから少しずつ読んでいきたいなと思っています。


どくたーT@管理人(486) 題名:昨日は雷で書き込めませんでした。 投稿日 : 2002年10月17日<木>00時14分/東京都/男性/おじさん
 
かつて雷で、コンピュータを1台お釈迦にしたことがあるので、雷鳴を聞くと、コンピュータの電源を抜くことにしています。それで、昨日はレスいたしませんでした。

さて、PP様、お久しぶりです。お久しぶりでも、書きこんでいただけると大変嬉しいです。
庄野文学は、ゆったりとした時の流れが特徴ですから、PP様のようにたまに書いていただくのもまた結構かな、と思います。ところで、PP様、あなたのハンドル・ネームの読み方は、ピーピーですか、それともピアニシモ? もし後者ならば、これまた庄野文学に合致しているように思います。

さて、PP様の「孫の結婚式」の感想、良く分ります。庄野さんは、悲しいこと、嫌なこと、は書かないようにしている、とはっきりおっしゃっていますが、そう言いながらも「ふーちゃんの結婚式には出られるだろうか?」とおじいちゃんらしい感想も述べます。PP様のようにこのような感想に切なさを感じられる方は多いのだろうと思います。

でもこのような感想も含めて、庄野さんの書く書かないを峻別する姿勢を、私は気に入っているのだろうと思います。PP様のおっしゃる「「平穏な日常」にたいする強い意志の力がすごく現れている」、これが本当だと思います。

庄野さんのご本、タイトルは「作品紹介」のページにある通りです。この情報だけで、図書館の在庫は多分調べられますよ。

また、お越し下さいまし。
http://www.mainichi.co.jp/life/dokusho/2002/0929/05.html


川本三郎さんの毎日新聞の書評
どくたーT@管理人(485) 投稿日 : 2002年10月15日<火>21時53分/東京都/男性/おじさん
 
これが、毎日新聞のサイトで読むことができます。
リンクを貼って見ました。
覗いてみてください。
http://www.mainichi.co.jp/life/dokusho/2002/0929/05.html


Ku:nel
どくたーT@管理人(480) 投稿日 : 2002年10月11日<金>22時44分/東京都/男性/おじさん
 
雑誌「anan」(マガジンハウス社)の増刊「クウネル」という雑誌の11月15日号に、作品の舞台・ご自宅を訪ねて庄野潤三インタビュー「平凡な毎日の中に喜びがある」が掲載されています。インタビュアーは斉藤優子さん。写真が3枚載っていて、1枚は机、1枚はピアノの上のご両親の写真。もう一枚は庄野さんの写真です。ご両親の写真を見ると、庄野さんはご両親の双方を受け継いでいることが分って、一寸良いです。
インタビューの中身も、庄野さんらしくて、とても素敵です。庄野さんは声高にいい、いい、といわれるのは好まれないようで、本ホームページ「庄野潤三の部屋」の話を向けられても、「ぼくはさりげなしに本をよんでもらって、さりげなしにいいなぁと思ってくれるのがね、いちばんうれしいんですけどね」と答えておられます。
私もさりげなしに「いい、いい」といって行きたい気持ちですが、こういうサイトを立ち上げてしまうと、なかなかそれだけでは行かないようですね。

どくたーT@管理人(482) 題名:結構読みがいがありました。 投稿日 : 2002年10月14日<月>22時54分/東京都/男性/おじさん
 
ふかお様
いつもコメントありがとうございます。庄野さんの文学に若い女性の読者が増えているなんて信じられない、とかつて書いたことがあるのですが、典型的な若い女性向きの雑誌である「anan」の別冊に庄野さんのインタビューが載るということは、やっぱり若い女性の読者が増えていると云うことかもしれません。でも、こういう若い女性向けの雑誌に載ればこその3枚の写真です。カラーで大きく美しい、とてもいいと思います。

ふかお(481) 題名:ピアノの上 投稿日 : 2002年10月13日<日>07時59分/京都府/男性/おじさん
 
「クウネル」のインタビュー、読みました。新潮では、モノクロで小さくてよく分からなかったピアノの上が、カラーで美しく撮影されていて、よかったです。
庄野さんは、およそパソコンでHPをご覧になるようなことはないでしょうが、夏子さんらは見ておられるのではないかと、勝手に想像しています。
「日記を開き、それを見ながら原稿にしていく。たいてい、ほぼそのままが原稿になる」というのが、妙におかしく感じました。


何故生田?
どくたーT@管理人(475) 投稿日 : 2002年10月9日<水>23時01分/東京都/男性/おじさん
 
庄野先生が、生田の山の上に住んでいらっしゃることは、読者にとっては周知の事実ですが、考えてみると、庄野先生が生田に住む様になったいきさつを読んだ覚えがありません。
先生は、生田に住む前は、東京の石神井にお住いで、その家がうるさかったことから、静かな土地を見つけて引っ越そうとした、という話しは知っています。また、不動産屋に引き連れられて、生田の山の上を見に行った、という随筆は読んだ事がありますが、駅から近いとは言えない、山の上のふきっさらしの場所なので風が強い、現在のお宅を購入された理由は何だったのでしょうか?
このことを書いた文章を私は読んでいないと思います。誰かご存知の方がいたら教えていただけると幸いです。

どくたーT@管理人(479) 題名:多分、それが本当のところでしょうね。 投稿日 : 2002年10月10日<木>23時14分/東京都/男性/おじさん
 
ふかお様、マーシャ様
ありがとうございます。私も全集10巻の随筆も読んでおりますし、私の履歴書も読んでおりますが,なかなか良く分っていない、と言うことなのでしょうね。

庄野さんが生田にお住いになったのは、生田の山の上が気に入った、ということなのでしょうが(私も、見晴らしのいい清々しい場所だと思います)、それまで多分無縁だった生田という町を探し出した理由は何にも書いていないように思います。

私が今住んでいる家に引越してきたのは、7年前なのですが、そのとき、土地を探すのに、私の仕事場に通い易く、妻の実家に近く(妻は東京生れ、私は東北生れ)、かつ資金的に自分で買えるそれなりの広さの物件、という条件で探して決めました。そのとき探したのは、西武線、中央線、京王線沿線だったのですが、それ以外の沿線は探す対象にはしませんでした。

その経験から思うと、東京出身ではない庄野さんが、これまで住んでいなかった、小田急線沿線に土地を見つけた、というのが何となく不思議な気がするのです。単に土地を探してくれた不動産屋が小田急線沿線に強かっただけ、とか、あるいは担当編集者に小田急沿線を勧められたということで、特別な理由はなかったのかも知れません。

生田に根を下ろしてから庄野文学が変わった、と私は思っていますので、生田に住まわれたきっかけが何かを何となく知りたい気がするのです。

マーシャ(478) 投稿日 : 2002年10月10日<木>22時23分/福岡県/女性/40代前半
 
 そういえばそうですね。「クロッカスの花」の中に「多摩丘陵に住んで」という一文があり、そのなかに井伏鱒二さんと小沼丹さんが生田の庄野家をはじめて訪ねたおりに、井伏さんが

「ここからが庄野君の領地だね」
と云った。
 わたしの所まで行くにはまだまだ歩かなくてはいけないが、気分としてはそうである。お金なんか無いので、こんなに離れたところへ、それもやっとのことで引っ越してくるようになったのではあるが、赤松の林もあれば杉林の谷間もある、くぬぎ林(原文はくぬぎが漢字です。)もある、この丘そっくり自分の「領地」であると空想する楽しみは、悪くないものであった。

というくだりがあります。また、

 私たちが多摩丘陵のひとつであるこの丘へ来て、そこに住むようになったということには、さまざまな理由がある。また偶然も手伝っているだろう。
 しかし、一口にいえば、縁があって、ここへ来たというほかない。
 私には、その縁を大事にしたいという気持ちがある。かりそめとは思いたくない。人に対して好きずきというのがあって、これはどうにもならないものである。土地にも、それがあるのではないか。

 ふかおさんのおっしゃるとおり気に入られた、というのが一番なのでしょうね。ちなみに私はこれを全集の10巻で読みました。

ふかお(477) 題名:生田の土地 投稿日 : 2002年10月10日<木>20時22分/京都府/男性/おじさん
 
庄野さんが生田に転居されたのは昭和36年4月ですが、その頃の随筆等を見ても、土地を買ったり家を建てたりする話は見当たりませんね。転居してからの生活については、いろいろ書かれているのですが。
「私の履歴書」の中で、「業者に案内されて妻と二人ではじめて生田の土地を見に来たとき、駅から遠いのに驚いた。『行けども行けども出て来ない』という印象を受けた。そこは山の上の芝生屋が持っていた土地で、まわりは山だが、地所には木が一本もない。見晴らしはすばらしい。私も妻も一目で気に入った。それに今までいた石神井公園の家はまわりが平たい土地であったのにここは山である。顔を上げると、いつも空が見える。まわりが全部空である。明るい。それがうれしかった。」と述べておられます。(野菜讃歌)
これでは、購入理由のお答えになっていませんかね。


新潮11月号
ヘムヘム(472) 投稿日 : 2002年10月8日<火>21時14分/大阪府/男性/おじさん
 
買って読みました(立ち読みではなくて皆さん買いましょうね)。とても公平にそして丁寧に書かれていて、もし私が潤三せんせいを知らないでこれを読んでいたら、必ずや潤三せんせいのご著書を買って読まずにはおれなくなったことでしょう。
なかでも作品の背後に「さびしさ」や「無常の思い」がひそむと指摘しているくだりは、私が潤三せんせいの文学にひかれたその核心の理由が明かされたようで、ああそうなんだとあらためて思いました。
川本三郎さんは昔キネマ旬報で楽しませてもらった覚えがあり、しかしまあ年とったなあ(お互いに)という感慨もあり…です。

あー(476) 題名:どくたーTさまに同感 投稿日 : 2002年10月10日<木>12時38分/東京都/女性/おばさん
 
昨日、図書館で読みました。私は、庄野文学を体系立って読んでいるわけでなく、乱読なのですが、これを読んでなるほどと思うことも色々ありました。ただ、背後にある無常感、死、という指摘はどうなのかなあと思います。

どくたーT@管理人(474) 題名:私も買いました。 投稿日 : 2002年10月9日<水>22時51分/東京都/男性/おじさん
 
タイトルの「郊外に憩いあり」は、庄野さんの「山の上に憩いあり」を踏まえてつけたのでしょうね。いくつか蒙を啓かれるところがあり、頷ける部分が多い文章でした。
ただ、100%同感か、といわれれば、なかなか難しいところです。
私個人としては、あそこまで庄野文学の全体を論じるのであれば、「夕べの雲」の意味合いをきちんと論じて欲しいと思いますし、「夜をへだてて」についての議論がないのは残念に思います。というのは、私は、この2冊が庄野文学の転換点になっていると思うからです。
また、恐らく深読みのし過ぎ、と思われる部分もありました。
そういう不満を覚えながらも、川本さんの庄野さんへ対する敬愛の情が溢れていて、結構な評論でした。

ふかお(473) 題名:郊外に憩いあり 投稿日 : 2002年10月9日<水>07時20分/京都府/男性/おじさん
 
私も読みました。全て同感出来ることばかりでした。
引用されていた夏目漱石の「永日小品」の中の「火鉢」を読んでみました。漱石全集を引っ張り出したのは久しぶりです。庄野さんの指摘で、この小品にそういう面白さ(主人公の不機嫌や周囲との不調和が湯に行くことによって全て好転する)のあることに初めて気が付きました。


庄野先生関連情報
どくたーT@管理人(470) 投稿日 : 2002年10月6日<日>01時17分/東京都/男性/おじさん

今月7日発売の、「新潮」11月号で、川本三郎さんが庄野潤三論「郊外に憩いあり」を書かれているそうです。川本さんは先日の毎日新聞の書評でも、大変好意的な庄野作品論を書かれてたように思います。今回もきっと暖かな庄野論になっていると期待しています。発売されたら早速読みましょう。

 もう一つ、『うさぎのミミリー』や、文庫版の『貝がらと海の音』の表紙でおなじみの
河田ヒロさんのエッセイ集、『イギリス暮らしの雑記帖』(KKベストセラーズ、本体
価格1550円)が刊行されたそうです。イギリスのウィンブルドンで暮らした日々の、
ほのぼのとしたエピソードが満載です。アンティークやガーデニングなど、温もりの
ある手作りの暮らしがお好きな方にはお薦めの一冊だそうです。

河口さんは、庄野先生お気に入りの画家です。

ふかお(471) 題名:川本三郎氏の書評 投稿日 : 2002年10月6日<日>12時14分/京都府/男性/おじさん
 
私も、毎日新聞の「孫の結婚式」の書評を読みました。
「庄野潤三は大きな社会問題について書くことはまずない。流行の現象のことも捨象する。不易のことだけをゆっくりと書いてゆく。そして家庭の幸福を静かに味わう。日本の作家でこれだけ穏やかな文学世界を作り上げている人は珍しい。」
と述べられています。
川本三郎さんといえば、現代アメリカ映画、文学を意欲的に紹介されて、若者文化論の旗手というとても若々しい印象があるのですが、1944年のお生まれなのですね。
こういう方が、庄野さんを評価されるのは、とても嬉しいです。
新潮11月号の発売が楽しみです。


道、そして歯医者さん
マーシャ(468) 投稿日 : 2002年10月1日<火>11時18分/福岡県/女性/40代前半
 
 ファンの皆様こんにちは。私も道を読み返しました。いいですねー。私のかんじている庄野ワールドそのものです。うちの三男も虫好きで、先日の授業参観のときに筆箱にカナヘビをしのばせていました。
 ところで道のなかに

 歯医者というところは、大人でも子供でも、自分から進んで行きたいところではない。

というくだりがありますが、潤三先生のお書きになるものには歯医者さんに行く話、歯医者さんでの待合室の話、歯医者さん(のんびりしたよい先生のようです)患者さんの会話などしばしばでてきますね。
 歯の治療は嫌だが嫌だといって放っておけるものではない。それならばいっそまじめに治療して終わらせるに限る、といったところなのでしょうか。私は割合に歯医者さんへ行くのが好きなので、歯医者の話は楽しいのです。

どくたーT@管理人(469) 題名:「道」の再読はこれから 投稿日 : 2002年10月3日<木>01時07分/東京都/男性/おじさん
 
「道」は全集が発行された時に読んでいるのですが、その後読み返してはおりません。どんなお話だったか、記憶が薄れています。私は、庄野全単行本の読み返しを進めていて1965年以降にかかれた作品はほとんど読み終わっているのですが、「夕べの雲」以前の作品はこれからです。来年の春までには、全作品再読を終えたいなあ、などと思っています。

ところで、庄野作品では、お医者さんといえば、あのワイルドな歯医者さんですよね。今庄野さんがお元気で、三度の食事が美味しく食べられるのは、多分、歯医者さんにちゃんと手入れしてもらったからだと思います。老化は足と歯から来ますので、そこが丈夫な庄野さんは、ますますお元気なのだろうと思います。


「孫の結婚式」の編集
どくたーT@管理人(467) 投稿日 : 2002年9月30日<月>23時06分/東京都/男性/おじさん
 
しも様の疑問については、ふかお様がご丁寧にお答えくださっていますので、管理人はお邪魔しないことにいたします。
ところで、最新刊「孫の結婚式」ですが、細かい間違いがいくつかあります。多くは、ケアレスミスです。再版の時は修正して下さることを期待します。

61ページの「鈴虫のはなし」、これは文藝春秋の随筆欄に発表された文章ですが、初出のタイトルは「山田さんの鈴虫」でした。既刊本と同じタイトルなので驚いた覚えがあります。

85ページ「うさぎのミミリー」のこと、は、新潮社のテレフォンサービス「自作を語る」で使った原稿ですが、これを「著者は語る」となっています。

186ページ「小沼丹」は、新潮02年2月号に掲載されたことになっていますが、この初出は「文学界」の02年2月号でした。

ちなみに直っている所もあります。新潮での江国さんとの対談。
江国:庄野さんがガンビアにいらしたのは、どれぐらい前ですか。
庄野:もう30年前ほどになります。
というオリジナルが、「孫の結婚式」では、ちゃんと
庄野:もう40年前ほどになります。
と直っておりました。


探し物について
しも(463) 投稿日 : 2002年9月29日<日>13時10分/大阪府/男性/おにいさん
 
どーもはじめまして。
みなさんの書き込みを楽しく読ませていただきました。
ここ最近、庄野さんの本から遠ざかっていましたが、すごく読みたくなりました。
さて、実は私、探し物があるのです。
高校生の時の国語の教科書に庄野さんの「道」という短編小説が使われていました。
私はその小説が大好きだったので、載っている本がないか本屋や図書館で探したところ
同タイトルが収録されている一冊の本を見つけました。
ところが、読んでみると内容が違うのです。
「道」というタイトルの小説が二つあるのか、はたまた私の記憶違いなのか...
どなたかご存知の方がおられたら教えていただけないでしょうか。
ちなみに、教科書にのっていたのは、おとうさんと子供が一緒に家をでて、
おとうさんは郵便局・子供は歯医者へ行って家に帰る、というお話です。
どうか、みなさんのお知恵をお貸しください。
よろしくお願いします〜。

ふかお(466) 題名: 投稿日 : 2002年9月30日<月>10時04分/京都府/男性/おじさん
 
随筆といっても、庄野さんの作品ですから、見事な短編小説としても読めますね。
麦藁帽子を被った親子の姿。往路で見つける死んだ生き物たちがだんだん小さくなるというオカシみ。
「子供はトカゲを逃がしてやった。生きているものというのは、気持ちがいい。口をいっぱいに開いて、子供の指を噛んでいる姿が美しい。」という思いが、前半の死んだ生き物との対照で鮮やかにきまる。
この部分が、この文章の眼目なのでしょう。

しも(465) 題名:随筆ですか 投稿日 : 2002年9月29日<日>23時05分/大阪府/男性/おにいさん
 
ふかおさん、教えていただいてありがとうございます。
そうですか、随筆ですか。こんど探してみます。
高校生のとき「道」を読んで、とても感動したのを思い出しました。
子供の指をくわえるトカゲが美しい、というくだりが特に。
すごく共感しましたね。

ふかお(464) 題名: 投稿日 : 2002年9月29日<日>14時19分/京都府/男性/おじさん
 
しもさんがおっしゃっている「道」は庄野さんの随筆で、随筆集「自分の羽根」(昭和43年講談社刊)に収められています。見つけられた方の「道」は、短編集「道」(昭和37年新潮社刊)の中の短編「道」だと思います。いずれも全集には入っていて、前者が第10巻、後者が第4巻で読めます。


はじめまして
ひさか(452) 投稿日 : 2002年9月18日<水>11時01分/山梨県/女性/20代後半
 
はじめまして。「エメロン」というページの者です。
今朝「うさぎのミミリー」を読み終わりまして、庄野さんのお名前で検索をしていて
こちらにリンクしていただいているのを知りました。びっくり、嬉しい(でもちょっと恥ずかしい)!
環境の変化もあって最近は更新のペースが落ちていたのですが
これからもがんばろうーと朝からぴりりと身が引き締まるような思いでした。
庄野さんの作品はまだ未読のものもあって、はやく全部読みたい!っていう気持ちと
少しづつ長ーく楽しみたい(読み終わりたくない?)のと両方です。
Tさんの書評を参考にさせていただきますね。

アドレスが変わりました。変更していただけると嬉しいです
「archives」の0104から「山田さんの鈴虫」の感想にいけます
http://emeron.cool.ne.jp/

どくたーT@管理人(462) 題名:アドレス変更について 投稿日 : 2002年9月29日<日>07時27分/東京都/男性/おじさん
 
遅くなりましたが、昨日変更いたしました。

どくたーT@管理人(455) 題名:アドレスの変更について 投稿日 : 2002年9月19日<木>14時39分/海外/男性/おじさん
 
「エメロン」久しぶりで見ました.前に見たときとずいぶん感じが変わっていますね。
アドレスの変更ですが、速やかにやりたいのですが、私は来週の週末まで日本におりませんので、帰国後の変更になります。あしからずご了解願います。


新刊です
ヘムヘム(456) 投稿日 : 2002年9月21日<土>07時55分/大阪府/男性/おじさん
 
講談社より『孫の結婚式』が出版されました。エッセイ集です。今年2月の「新潮」に掲載された江國香織さんとの対談も収録されています。

どくたーT@管理人(461) 題名:川本三郎さんの書評 投稿日 : 2002年9月29日<日>07時26分/東京都/男性/おじさん
 
今朝(9月29日)の毎日新聞朝刊の読書欄に、川本三郎さんの「孫の結婚式」に対する大変好意的な書評が掲載されました。とりあえず、ご連絡まで。

どくたーT@管理人(460) 題名:ようやく買いました。 投稿日 : 2002年9月27日<金>22時01分/東京都/男性/おじさん
 
昨日帰国し,本日仕事帰りに、「孫の結婚式」、あー様と一緒の新宿三省堂で購入しました。帰りの電車の中でパラパラと眺めていたのですが,随分読んだことのある文章が多かったです。特に第一部の我が日常は,三分のニぐらいの文章は既に読んでいました。
「庄野潤三の部屋」を開設してから、私は注意して新聞・雑誌に発表された庄野さんの短い文章を読むようにしているのですが,その成果なのでしょうね。なんとなく嬉しい気分です。

あー(459) 題名:買いました 投稿日 : 2002年9月22日<日>19時08分/東京都/女性/おばさん
 
久しぶりです。
新刊が出ると聞いて、今日、都心へ行くついでに新宿の三省堂で入手しました。
平積みになっているのに2冊しかありませんでした。皆さん、よくご存じですね。
80歳を過ぎての精力的なお仕事ぶり、敬服します。

隼人(458) 題名:新刊でましたね。 投稿日 : 2002年9月21日<土>13時42分/青森県/男性/忘れた
 
皆さん今日は!週末どのようにお過ごしですか。さて、『孫の結婚式』が出ましたね。「新刊ニュース」10月号で知りました。早速書店へ注文しました。楽しみです。対談も収録されているのですか。楽しみ倍増ですね。読んだら感想を皆さんも
どうぞ!

どくたーT@管理人(457) 題名:私も即買います 投稿日 : 2002年9月21日<土>13時25分/海外/男性/おじさん
 
今年の秋,新しい随筆集が発行される事は知っていたのですが,ついに発売されたのですね。
私は、今海外出張中で、しばらく日本の書店を見ていないので、知りませんでした。帰国したら、即買いましょう。ヘムヘムさま、情報ありがとうございました。


あれ?許可いただいてませんでしたか
どくたーT@管理人(453) 投稿日 : 2002年9月18日<水>17時19分/海外/男性/おじさん
 
ひさかさま
書きこみありがとうございます.「エメロン」さんをリンクするとき、メールでお願いしたと思っていたのですが、メールが届かなかったか、何らかの理由で無断でリンクさせていただいたのだと思います。失礼いたしました。遅れ馳せながらもよろしくお願いいたします。
私は、個人のHP作成者としては比較的こまめに更新しているほうだと思いますが、今月はしばらく更新できないので、掲示板だけでも書きこんで行ければと思っています。
庄野作品は結構たくさんあるので、全部読むのはなかなか大変だと思います。私も90%は読んだといっているのですが、100%にはまだなっていません.あと、昔一度読んだ作品でも再読すると、結構当時と違った感想を持つ事があります。そう思うと、庄野文学は私にとって一生の友達です。

ひさか(454) 題名:「全部」 投稿日 : 2002年9月18日<水>22時07分/山梨県/女性/20代後半
 
わ、ごめんなさい、言葉が足りませんでした。いま書店で購入できるもの、ですー。
「プールサイド小景」と後期の作品を読んだので、つぎは「夕べの雲」を!
引越しをしたりパソコンの調子が悪くなったりしていたので
メールの件は私がご迷惑をかけてしまったのだと思います。
こちらこそ、よろしくお願いいたします!


西三田団地に行って来ます
エーデルワイス(450) 投稿日 : 2002年9月15日<日>10時27分/神奈川県/女性/お年頃
 
 はじめまして。庄野先生のお名前はかねがね存じていたのですが、実際作品を読んだのはごくごく最近です。江国香織さんの本棚に庄野先生作品が数冊入っていることを知り、早速近所の小さな図書館で「庭のつるばら」を借りてきました。
 実はうちの主人の実家が生田の西三田団地なのです。「庭のつるばら」をほんの数ページ読んだところでとても馴染みのある地名(OKなど)が次々と登場し、「ああ、なんてご縁があるのでしょう。」と、一人にやにやしながら夜の読書をしていました。
 今日は敬老の日…西三田団地へ行って来ます。いつも何気なく通りすぎていた団地の公園やバス停もきっと新鮮に見えることでしょう。
 追伸:どくたーT様、すてきなホームページをありがとうございます。これからも立ち寄らせて下さいね。

どくたーT@管理人(451) 題名:西三田団地 投稿日 : 2002年9月16日<月>09時38分/海外/男性/おじさん
 
エーデルワイス様
はじめての書きこみありがとうございます.
このサイト,本当にいろいろな地域の方が書きこんでくださっているのですが,西三田団地に関係する人が書き込んでくださったのははじめてではないかと思います。庄野さんは、西三田団地のすぐ上の丘の上にお住まいで,普段使われている郵便局が西三田局。奥様が買い物をするのが団地の市場やOKスーパーですがら、ご主人が小さかった頃、あるいは、ご主人のご両親は、散歩されている庄野さんとお会いになっているかもしれません。
私も西三田団地を歩いた事があるのですが,庄野さんが近くに住んでいると思うせいか,いわゆる公団団地であるにもかかわらず、他の団地と何か違うな、と思って歩いた覚えがあります。
エーデルワイス様、どうか今後もよろしくお願いいたします。

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